パーマカルチャーセンター上籾とは?

岡山県久米郡久米南町上籾、棚田100選にも選ばれた美しい棚田が連なる谷を上ってさらに山を登ること標高400m。パーマカルチャーセンター上籾(通称パミモミ)があります。
日本の里山が抱える問題は、私たち人類とってとても大事な問題です。
人口減少、限界集落、山林の荒廃、環境破壊、気候変動、エネルギー問題、ゴミ放棄、野生動物との共存、分断された現代社会、大量生産大量消費社会における問題などなど。グローバルで大きな問題も、まずはパーマカルチャーで里山再生というローカルなところから、皆さんと少しづつできるところから共に学んで実践していくことでまた更にグローバルに思考し、選択し、行動できるよう、そんな思いで立ち上がりました。

私たちの命はどこからどこへつながっているのか。
山からいただいた水を使い、天水で米を作り、薪や天日で調理し、風呂を沸かし、季節の作物を無農薬で育て加工し保存してきた先人知恵を学び実践し、またこの山の木を切り出し、加工し、土を使っての家づくりなどを通じて、
里山の資源を観察し、最大限生かし、循環させていく暮らしを仲間たちと研究、実践しながら日々学んでます。(ワークショップについてはこちら、もしくはFacebookページにてご覧いただけます。)多くの方にパーマカルチャー教育の場を提供できればと、スタッフ一同日々活動してます。(パーマカルチャについてはこちら)

パミモミは真南に開けた谷に、棚田、段々畑、果樹園、針葉樹林、雑木林などがあり、小豆島の山まで続く山々や谷を見下ろす180度の絶景と里山の資源に恵まれています。山から水をひき、講座やイベントの会場であり宿泊スペースも兼ねた母屋はゴミを片付けるところから改修を続け、アウトドアキッチンとアースオーブン、絶景を見渡せるツリーハウス、建設中の軸組家屋、改修中の蔵などがあります。まだまだ、作り上げている真っ最中です!毎年進化し続けてます。

イベントのない日は、パミモミは研修生の生活の場であり、スタッフの活動日になっております。そのため、当センターへのご予約のない訪問はお断りしております。
ご見学等は月一回開催しいるオープンデイへのご参加をお願いしております。
当センターの位置する岡山県の久米南町上籾地区は過疎化が進んでいますが、棚田が多く眺めの良い山頂の集落です。パミモミへのアクセスは、最寄りの弓削駅から車で20分、岡山空港から車で40分です。